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★ セルフ・ハーモニーの日々 ★

自己調和・・ Self Harmony    心地よい「快」を追及するために オーガニックセラピストが、日々のchoiceを サポートします♪
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春の登山開始。

春まっさりですね。
桜も葉桜になって、周りは新緑に彩られて、私が大好きな季節が到来です♪

そんな中、今日は箱根登山。
久しぶりの登山で足はガクガク(*_*)
しかも、霧雨だったので、初めての雨登山となりました。

そんな中、新緑に生える山桜や、千条の滝・飛竜の滝にも癒されましたー。

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最近は、(ここ5年?)「山ガール」なる言葉も出てきて、
登山する女子が当たり前になってきましたね。

私が登山をし始めたのは、もっと前で、今みたいに
こんな可愛いルックスじゃなかったから、時代が変わったなーって思っちゃいました♪
色とりどりのウェアで、花が咲いたみたいでしたよ(*^_^*)

来月も山のぼりがあるから、しっかり鍛えなきゃ。。

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△  △  △      △  △  △     △  △  △  

最近、ぬか床を始めました!!

実家では母がある時期まで漬けていて、幼い頃、ぬか床を毎晩混ぜる母の姿が思い浮かびます。
生活に一部だから、何の不思議もなかったけど、こうやって発酵させて栄養価を高める魔法なんだなー、って一つ一つの動作が愛おしく思います。

意外においしかったが、「しめじ」ほんの数時間でつかり、不思議な美味しさがありました!
今度、アボガドをつけてみます☆
日本の食文化は本当に素晴らしいです。

この素晴らしさを感じられるようになって、嬉しいです。
日本人で良かった。。

そして、最近は、
イチゴが出回っていて、とてもおいしいですよね。

ジャム用に大量に売られていたので、思わず買っちゃいました。

1回はもちろんジャム。私はレモン汁を使わずにアップルビネガーを使います。
お酢が入っている分、持ちもいいですし、ほどよい酸味がたまらないので!(^^)!

ぬかとイチゴの同時ショット。

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ジャムの次に、酒粕とイチゴとキウイとお砂糖、チアシード、アーモンドミルクを一気に撹拌させました。
普通に飲むのはもったいないので、ヨーグルトにかけて、毎日頂いています。オリーブオイルも1杯入れるのもおいしいですよ(*^_^*)

△  △  △      △  △  △     △  △  △ 

図書館の新刊コーナーで見つけた本。

都道府県の郷土料理がたくさん紹介されていて、これ絶対旅行前の必読書です!!
見ているだけでも、うきうきしました。


ニッボンの長寿食 (主婦の友生活シリーズ)

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映画化された「四十九日のレシピ」のレシピの本が出たのですね。
スラッと読めて、それでいて、胸がじんわりして、よかったです(#^.^#)

四十九日のレシピのレシピ (一般書)
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食の研究ばっかり。
重くなったカラダも何とかしなくっちゃ。(*_*)・・・

△  △  △      △  △  △     △  △  △ 
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蓮村誠さんの講演会「失うことは恐くない」

このブログでも、蓮村さんの書籍は何冊か紹介しているので、
ご存じの方も多いでしょか。

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   ブログ記事はコチラ

偶然見つけた、二子玉川で行う蓮村さんの講演会の案内に参加しました。。

蓮村さんは、アーユルベーダの日本の第一人者と言っても過言ではないほどに、
日本にアーユルベーダの考え方を浸透してきた方で、その叡智と知恵から、クリニックもやっています。

今日のテーマは、 「失うことは恐くない」
先生の最新本の出版記念講演でした。  
本の内容はまたいずれ・・!(^^)!


 

思いのほか、講演の中身が面白かったので、
備忘録もかねて、ここに書き留めておこうと思います。

     ・・・・・・

アーユルベーダの見地からいうと、
人生の目的は「幸福の拡大」であり、「生命は成長するもの」 と定義されます。
生命は成長するもの、、つまり、
努力せずとも(放っておいても)本質的に成長するものです。

さて、人は「失うこと」を恐れますよね
それはどうしてか。

人には4つの願望があります。
   ① 知りたい願望 (成長し、幸福の拡大にために)
   ② 遠ざけたい願望 (幸福を邪魔するものを)
   ③ 手にしたい願望(満たそうとする)
   ④ 行いたい願望

人が恐れを抱くときは、必ずこの4つのうちのどれかが失う時 なのです。
(そう言われると、そうかも!)

たとえば、
  ③ いつも一緒にいれると思った恋人と別れることになった
  ④ 身体が不自由になり、行動が制限される  等。

ここで、あることに気づきます。

失う対象は、あくまで外部にあるもの。(上でいうと、恋人だったり、身体だったり)
でも、恐れを抱くのは、内部にある心。
・・となると、
心の機能を解明すれば、失うことに対する恐れに、対処しやすくなるんじゃないの?

さて、
心には、上記4つの願望も含め、何かを捉える機能があります。

そして、
成長過程で出会う対象に応じて、心の機能は発達していきます。

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たとえば、生まれてすぐの赤ちゃんは、
 ① お母さんのおっぱい という「感覚対象」と受けて、「美味しい」という感覚を発達させ、
 ② 数か月たつと、お母さんのおっぱいという表象(=イメージ)から、「飲みたい」という欲求を発達させます。
 ③ 2,3歳になると、言語を覚えることで、「思考」を発達させ
 ④ 大人になると、難しい概念から、知能を発達させます。
 ⑤ そして、感情や自我を捉えて、直感を発達させます。
   直感とは、知能をより進化させ、洗練させた発達状況ですね。

ここで、気づくと思います。
よくエゴ」と呼ばれる「自我」は、実は単なる「心の機能」の一つに過ぎないのか!と、
自我=自分自身、と勘違いするのですが、あくまで「機能」にすぎないらしいです。
「自分はxxな人だ」って思っているのも、心の機能に過ぎないわけですね、


こういう段階で(図でいう上から下、左から右)心は発達しているので
感情が安定しないと、自我が大きくぶれます。
自我が一番、心の奥にある心の機能ですからね。

実は、この「恐れ」を感じなくなる次の段階というのが存在します。
アーユルベーダでは「純粋意識」とよぶもので
意識がそれ自身の目覚めた状態 まで発達すると、
自我を超えた、自己・大我 を捉えることになります。
(悟り、とか表現する人もいますね)

この域に達すると、恐れはなるんですって!
あるのは静かな心だけ。

さて、話を戻します。

「失う」というのは3つに分類できるそうです。

① 失うことを予測できないで、失う場合
  → アーユルベーダ的には「タマス」という性質が原因。
  タマスとは、同じ状態に留まろうとし、何かに執着したり、こだわることで、成長する道を見えなくさせる要素で、実は一番、失う結果を導きます。
  例)朝のぬくい布団=タマスです。
    快適だからと(=同じ状態に留まり執着する)起きれなければ → 遅刻を繰り返し →会社の信頼、友人の信頼 という「失う」ことにつながりますよね。 
 (まぁ、だいぶ単純な例ですが。。)
  例)好きな人が、自分の一部みたいに感じる感覚(=別の対象を自分と同一化する)もタマスのもたらす作用です。
  
  「生命は成長するもの」 のが前提ならば、タマスは、成長を阻害する性質になります。

② 失わないように努力しているが、結局は失う場合。
  → アーユルベーダ的には、「ラジャス」という活発性の性質です。タマスとは逆に、動きすぎることです。
  例)会社を倒産させたくなくて、がむしゃらに働くこと。
  失わないように無駄に動きすぎることで、却って失うパターンです
  (ここでいうと、健康だったり、家族の時間だったり、感性を磨く機会を失っていますよね)

③ 失っているように見えて、実は得ている場合。
  アーユルベーダ的には、サットバと言います。
  はたから見れば、何かを失っているように見えるかもしれないけれど、実は心の平安を得ている、など。
 
誰でもが、タマス、ラジャス、サットバを持っているそうです。
その割合が、年々変わっていくそうです。

幼少期は、タマスが多く、20代後半までは、ラジャスが多くて、とても活動的に動きます。
やがて、いろいろな経験を経て、サットバが多くなると、無駄が行動が減り、迷いがなくなります。

おじいさん、おばあさんが、穏やかになるのは、
実は、サットバ(周りからは失ったものが多く見えるけど、実は多くを得ている状態)だから
あの穏やかさなのですね。。


「失うこと」で人は成長できる。
前に進むために「あきらめる」

人は、あきらめることを悪いこと、残念なことを考えますが、
あきらめるは、「諦める」ではなく「明らめる」=明らかにすること だというのです。

何かを失い、ひどく悲しい体験をして、たくさんの涙を流すかもしれません。
そこから、何かを「明らか」にして、前に進む糧にするのです。
それこそが、その人だけに得られる、誰も奪うことができない、決して失わない心に繋がるのですね。

サットバ(明らかにする心)を多くするには、次の事が大事です。
・「悲しみ」を涙とともに手放す 
・「怒り」を適切にあらわす。
  →怒りは決して、悪いものではありません。相手に対して抵抗するエネルギーであり、
  自我を守るために必要です。
  内部にためすぎると、その激情により、自分の自我をこわすことになってしまいます。
・「恐れ」の効能を理解する。
  →恐れは必ずあるものです。ましては、未知に進むことは、何が自我を脅かすかわからないので、恐いです。
  だからこそ、この「恐れ」により、慎重になることができるのです。
・「迷う」時間を無駄にしない。
  →なぜ、迷うかというと・・
  ダルマ(その人の最速の進化をもたらす活動)が何かを迷っているのらしいです。


「成長や幸福は、勝手に進むもの」
「すべての人は、自然な形で成長できるようになっている」
 それはまるで、川上から、川下に水が流れるように自然なこと。

しかし、人生は、時に大きな石があったり、障害になるものがたくさんあります(=カルマ)
ダルマとは、その障害(=カルマ)を取り除く活動です。

残念ながら、ダルマは簡単ではなく、大変なことが多いらしいです。
でも、必ずその人の気質や才能を生かし、やる気や充実感をもたらします。
特徴としては、
迷いや恐れを感じる余裕がないくらい、淡々とこなす事柄が多く
(日常の家事や、子育て、仕事)
それが好きかどうかは関与していないそうです。

・・この話を聞いて、「合点!」と思ったのは、私だけじゃなかったはず。。

こうして淡々とダルマであることをこなしていくことで、川の流れの障害物は取り除かれ、
川の流れがスムーズ(成長スピードが促進する)になるのですね。

結論。

「失わずに、進むことはできない = 失うことで前進する」
けれど、
最後には、必ず何も失うことがない、(サットバという)所に行きつく。
 
■ ■ ■

今は、備忘録で、忘れないように一気に書きましたが、
この話が自分の中でつながる日が来ますように。

この講演会で、意外な人に再会しました。
でも、再会したのは不思議ではなかった感覚もありました。

長らく会ってなかったけど、
感じていること、求めていること、は近いなと、
ずっと思っていた人だから。

こうやって、勝手に流れていくんだろうな、人生は。

出会う人には、出会うべき時に出会う。
別れる人は、別れるときに、別れる。
そこにどんな感情があったとしても。

左脳で生きることを要求されがちな社会の中で、
右脳の直感や感覚を忘れないように、何とかバランスとりながらやってきた、ここ数年間。

出会った人や、細々と探究してきた事が
なんとなく、つながってきた と感じる今日この頃です。

「失わずには、進めない」
あの時、大きく失って、その執着やこだわりに苦しみ続けたけど、
だからこそ、大きく前進できた。

人生、深いなって思います。
そして、今でも繋がっている人たちに、
心から感謝の気持ちが芽生えました。

なんだか、とってもいい春です!

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